めっきり寒くなってきました。 各地で初雪の知らせのニュースが入ってきています。 今年は残暑が厳しかったので、秋がほんの一瞬しかなかったですね。
本日は久々に奮闘記の番外編ではなく、本編をお送りします。
物件を管理しているとたまに緊急事態で、お貸ししているお部屋に立ち入ることがあります。
例えば、入居者と連絡が着かず、内部の部屋の警報がなっているので、警備会社からの要請だったり、入居者の親族や会社から連絡が着かなくなったので鍵を開けて欲しいとかです。
本日は後者のケースで、契約者は個人名で保証人が会社の社長さんがなっていました。きくと2日間、会社に出勤してこず、携帯に連絡してもでないので、借りているマンションに行ったが応答がないとのことです。
嫌な予感がするので、鍵を開けて欲しいとのことでした。 夜だったのですが、すぐに現地に向かい到着したところ、会社の社長さんと奥さんがエントランスで待っていました。
保証人である、社長さんの本人確認(免許証、名刺、携帯番号の確認)をし、パイプスペースの電気メーターを見たところ普通に動いています。 何度がチャイム、ノックを繰り返しましたが、応答はありません。 最終確認で「○○さん、いますか?」と声をかけ、応答がないので、部屋に入りました。
玄関に入るとあたりは真暗です。(いつもながらドキドキする瞬間です。)
さらに進み、DKあたりにくると部屋のドアからTVのあかりらしきものがチラチラ視界に入ってきます。
なにも事件がないようにと願いつつ、ドアを開けました。
するとそこには
↑ あくまでイメージです。
体育座りをした、入居者がいるではありませんか。 (事件ではありませんでした。ホッ)
「○○さん」と私が声をかけたところ、
「○○~!!」 「なんで電話にでんのやー」と血相をかえてぶち切れています。
静止をしたのですが、続けて
「生きとってよかった。」「死んどんじゃないかと思ったじゃないか!」
「お前は俺の社員で家族同然じゃないか、そのお前がなんかあったらどうするんやー!!」
「○○わかっとるのか!!」
その横で奥さんも涙ぐんでいます。
聞くと、そこの社長さんは身寄りがない○○さんを雇い、保証人がいなかったため自分が保証人になり、当社と契約したとのことで、無断欠勤した前日に少し、仕事のことで怒ったとのことでした。
本人も猛省して、社長に謝っていました。 それからは社長と○○さんとの絆も再確認され無断欠勤もなくまじめに働いているとのことです。
あれ、奮闘記なのにいい話になってしまいました。 あれれ
※余談ですが、 たまたま緊急で現地に向かったとき車を停めようとしたときに巡回中のパトカーを発見したので、「ちょうどよかった、事件なので立ち会ってくだい」とお願いし、一緒に同行してもらいました。 ただ、貸主なので突入の際は先陣をきらされてしまいました。 とほほ
広島・岩国・山口のオフィス・レジデンスの賃貸は
株式会社WAKO
株式会社和光開発 まで
TEL082-503-0022