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2013 02.19 Tue

不動産投資に関するお話①

WAKOの高田です。

 

 

久々に不動産投資についてブログを書きたいと思います。

 

今回はアベノミクスによる不動産市場への影響 (不動産価格って今後どうなるの?) についてです。

 

 

不動産の証券化商品に代表されるように、不動産が金融商品の一部として見られ、海外投資家などが参加をするグローバルな市場となってからは、経済や金融市場の動向が不動産投資市場における不動産の価格に影響を与えるようになりました。

 

 

 

そのため、まずは経済について知る必要があります。

 

 

最近テレビのニュースや新聞なんかで目にする「アベノミクス」という言葉ですが、いったいアベノミクスって何??という方に

 

「いまさら人には聞けないアベノミクス」と題しまして、まずはアベノミクスについて語りたいと思います。

 

 

アベノミクスとは、自由民主党の政治家(現総理大臣)「安倍晋三」が第2次安倍内閣で掲げた一連の経済政策に対してつけられた通称で、「安倍」と「エコノミクス(economics=経済学)」を併せた造語のことです。

 

簡単に言うと安倍総理のおこなう経済政策のことですね。。。

 

 

3本の矢」という表現もよくみかけますが、毛利 元就の・・・・

 

ではなく、

 

「金融政策」、「財政政策」、「成長戦略」

 

の3つを基本方針としており、それを「3本の矢」と表現しています。

 

 

 

 

こうやってメディアに取り上げられると、何か新しいことを始めるのか!?と思われるかもしれませんが、

 

①円安にして国際競争力を高めて景気を良くし、外需を取り込む。

日銀に無制限の量的緩和を求めるなどして日本の通貨安を狙う

 

 「量的緩和」とは、金融政策の一つで、景気刺激やデフレ脱却などを目的に、世の中に出回るお金の「量」を増やすことを目標にする手法をいいます。(日銀が金融機関から国債などを買い取り、金融機関の当座預金にあるお金の量を増やします)

 

 

②公共事業によって国内需要を高める。

 

 

 

外需と内需の両方によってデフレから脱出させようというものです。

 

 

民主党政権では公共事業から国民へ直接支給にシフトしたことにより、経済成長を低下させる結果をもたらし、事業仕分けで削減を掲げることで、乗数効果を引き下げたのでは?とも言われています。

(乗数効果とは、企業が投資を増やす→国民所得が増加する→消費が増える→国民所得が増える→さらに消費が増える→さらに国民所得が増加する→さらに消費が増える→・・・という経済上の効果のことで、この増加のサイクルは投資の伸びに対して掛け算的な伸びとなることから、乗数効果と呼ばれています。)

 

 

アベノミクスのメインは金融緩和、財政政策で、ケインズ主義そのものではないでしょうか。

財政政策による「公共支出の増加は国民所得の数倍の増大をもたらす」という乗数効果を念頭に置いており、そこにプラス成長戦略があります。

 

 

アベノミクスは時代遅れの政策だと批判する方もいますが、、、

 

 

 

先日、米国の経済学者ポール・クルーグマン教授はアベノミクスを絶賛している。という記事を見ました。

 

 

 

時代がまわり、ケインズ主義が再評価されていることでしょうか。

 

 

 

このあたりは人によりいろいろな考え方があるのでしょうが、、、

 

 

 

私は、小難しいことはよくわかりませんし、正直、将来のことはその時になってみないとわかりません。

 

 

 

私的に思うのは、新重商主義的な政策によって、株高、円安の期待はできると思うのですが、

(すでに結果が出てきていますね。)

今後、長期金利の上昇をどう抑制していくのかがポイントになるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

次回へ続く

 

 

 

WAKO 高田

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